松下洸平、初エッセイ集『フキサチーフ』出版!「自分の約3年半のすべてがここに詰まっている」 | RBB TODAY
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松下洸平、初エッセイ集『フキサチーフ』出版!「自分の約3年半のすべてがここに詰まっている」

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撮影/山口宏之
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 松下洸平の初のエッセイ集『フキサチーフ』(KADOKAWA)の出版記念トークイベントが、「HMV&BOOKS SHIBUYA」にて開催された。同作は、雑誌『ダ・ヴィンチ』に掲載された連載に加え、2篇の書き下ろしを収録している。


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 タイトルの「フキサチーフ」とは、画材の一つで、完成した作品が色褪せたり擦れて剥げてしまわぬように、画家が最後に絵に吹きつける定着液のことだ。松下洸平自身の日常を描写し、「。」をつけて整理する“フキサチーフ”が、この一冊に詰まっている。

 トークイベントは、会場の機材トラブルにより少し遅れてスタートしたが、松下は観客を気遣いながら登壇。「自分の約3年半のすべてがここに詰まっているといっても過言ではないので、とても愛おしい気持ちになりました」と語った。

 書き下ろしの1本「居場所」では、デビューまでの自身の歩みをストレートな言葉で表現。「楽しかったことだけではなくて、自分なりに苦しかったことや悲しかったこと、悔しかったことも赤裸々に書くべきだろうなと」と述べた。

 松下が一番気に入っている章は「鬆」。珍しい漢字を探し続ける話で、「『麤』という漢字について、『こんなにたくさんの鹿に会ったのは、修学旅行で行った奈良公園ぶりだった』って書いていて、我ながら『うまいこと言うね!』と(笑)」とコメントした。

 同作の心温まる文章に、SNS等でも「心が洗われる」といった感想が多い。松下は「悲しいことを悲しいままで終わらせてしまうと、そこから抜け出せなくなってしまう気がして……。悲しくても、明日頑張ろう。そういう思いをそっと残して終われるように、工夫していました」と語った。

 締めくくりには、「みなさん自身の心の中にもお守りのようにして、何かに悩んだり悲しい気持ちになったときに読んで、もう1日頑張れる力を皆さんにお届けできればいいなと思ってます」と、読者へのメッセージを送った。


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《RBBTODAY》

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