櫻坂46が、香港最大の音楽フェスティバル「Clockenflap Music & Art Festival 2024」に出演。日本人アイドルグループとして初めて、11月30日開催のメインステージ「Harbourflap Stage」の舞台に立ち、パフォーマンスを披露した。
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この日、登場前から「櫻坂46」のコールが湧き上がり、たくさんの観客がその声援に押し寄せるように集結した。Clockenflap特別仕様のOvertureが流れると大きな拍手と歓声が沸き、黒いTシャツと白いオーバーオールを身に纏った櫻坂46メンバーが登場。1曲目からキラーチューン「承認欲求」を披露し、観客の目を釘付けにする。
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続く「何歳の頃に戻りたいのか?」では、センターの二期生・山﨑天による「Are you ready? Let's go!!」の煽りに熱い歓声が響き渡った。MCパートでは、キャプテン・松田里奈が「大家好、我地係櫻坂46!We finally made it to Clockenflap!(皆さんこんにちは、私達は櫻坂46です!ついにClockenflapにやってきました!)」と広東語と英語を交えて挨拶をし、二期生・藤吉夏鈴も「大家好、我係夏鈴!你地好正、多謝!(皆さんこんにちは、夏鈴です!皆さん最高です、ありがとうございます!)」と広東語で現地の観客に感謝を述べる。
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さらに二期生・山﨑天は、「Are you having fun? Make some noise!! We are very happy to be here in Hong Kong!(楽しんでいますか?皆さん、騒いでください!!香港に来ることができてとても嬉しいです!)」と英語で熱く呼びかけた。
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「BAN」ではセンターの二期生・森田ひかるを筆頭に圧倒的なパフォーマンスを披露し、「なぜ 恋をして来なかったんだろう?」では糸を使ったパフォーマンスで、息のあったチームワーク力を見せ付けた。そして「Clap your hands!!」の掛け声で観客のクラップが鳴り響いた「マンホールの蓋の上」、森田と山﨑のWセンターによるダンスからスタートした「摩擦係数」、三期生・山下瞳月が初センターを務めた「自業自得」と、激しいダンスナンバーが続く。
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ボルテージが最高潮に達する中、イントロのベース音から会場を巻き込んだ「Start over!」ではセンターの藤吉の表現はもちろん、メンバーの体に登っていく振り付けのインパクトで、グループのことをあまり知らない観客も思わず声をあげた。最後を飾ったのは最新シングル「I want tomorrow to come」。めまぐるしく変わっていく曲調に合わせて、高速なフォーメーションダンスを繰り広げ、現地のファンの心を奪うパフォーマンスでラストを締めくくる。
惜しみない拍手の中、櫻坂46は最後まで観客に感謝と愛を伝えながらClockenflapの初ステージを終え、香港という新たな地で“櫻”を咲かせたのだった。