高柳明音が、デビュー15周年記念ソロライブ『高柳明音 15th Anniversary LIVE』を11月24日にSHIBUYA PLEASUER PLEASUERにて開催した。
「みなさんこんにちは!是非立ってください!」と声高らかにステージ袖から登場した高柳。SKE48に加入後、初めて選抜メンバーに選ばれた楽曲『青空片想い』を披露し、会場は明音コールと緑と黄のペンライトに染め上げられる。続く『S子と嘘発見器』では「今日だけは明音ちゃん推しだと誓える人?」と投げかけると、ファンも「ハーイ!」と呼応した。
ゲームコーナーでファンと交流を深めた後は、ペンライトの色をピンクにするように呼びかけ。卒業ライブの一曲目にするくらい思い入れがあるという『愛の数』を披露し、サイン入りのお菓子を「愛を届けます!みんな受け取って!」と客席に投げ込んだ。
そして次の曲が最後になりますと伝えると、場内が暗転し、新曲の作詞やレコーディングに励むメイキング映像が登場。新曲のタイトル『星、流れる夜に君を想う』の文字が映し出され、イエローの衣装に身を包んだ高柳にスポットライトが照らされた。いつも支え続けてくれたファンへの感謝などを詰め込んだという歌詞を、しっとりと感情を込めて歌い上げ、「15周年記念ライブに遊びに来てくれてありがとうございました!」と感謝を伝えた。
アンコールでは、高柳がデビューするきっかけとなったSKE48加入オーディションの時の歌唱映像が流れ、再登場した高柳が卒業時にソロ曲として送られた『青春の宝石』を披露。「SKE48での12年、卒業してからの3年。あっという間だったけど、思い出が数えきれないほどあります。これからもよろしくお願いします」と感謝を伝えながら歌い上げた。
また、『ラムネの飲み方』を歌うと、16年間一緒に過ごした”愛鳥”への想いを初めて告白。SKE48加入前から支えとなっていた鳥は彼女に寄り添う大切な存在だったが、七夕の日に星となってしまったという。その中で今回披露した『星、流れる夜に君を想う』には、”愛鳥”への想いも込められており、「心の整理はついていないけれど、いつか伝えたかった」と話し、ファンへの思いと共に涙しながら胸の内を明かした。
会場がしんみりとした空気になっていた所、スクリーンの明かりが灯ると驚きを見せる高柳。SKE48時代を共に過ごした当時のメンバーから、15周年をお祝いするサプライズメッセージが届けられ、驚きと喜びの表情を見せた。
そしてラストスパートを迎え、「ぶち上がる曲持ってきました!みんなエモい気持ちになりながらラストスパート盛り上がれますか!」と話すとエネルギッシュでアップテンポな『抱きしめちゃいけない』、『DADAマシンガン』を続けて全力で熱唱。高柳が「明音コール行くぞ!」と畳みかけるように煽り、ファンも声を枯らすくらいに叫び熱狂した。