今回のツアーは8月4日の横浜公演で開幕。広島・福岡・大阪・愛知・埼玉・宮城・北海道・山梨と全国を回り、この日の東京公演でファイナルを迎えた。各公演ともに、2015年～2019年の楽曲で構成された「Ａ公演：～ねえ 君を好きになってから 15-19～」と2020年～2024年の楽曲で構成された「B公演：～まだ 君の知らない秘密 20-24～」の2部構成となっている。
夜の東京の「B公演」は17時過ぎにスタート。場内から大コールが沸き起こる中、4人がステージに姿を現し、8月21日リリースの13thシングル「夏恋ジレンマ」をスタート。「この夏一番の思い出でこの夏を終わりましょう！」と呼び掛け、2曲目に夏ソング「サンデー・サンシャイン」、3曲目に11thシングル表題曲でクールかつ爽快なロックナンバー「メロメロ！ラヴロック」を続けた。
小玉は「10都市を回って来て、どこの地方に行ってもライブがめっちゃ楽しかったし、ごはんも人もおいしくて」と声を弾ませたが、他のメンバーからさっそく「人も食べたの？」と突っ込まれた。
松田は「ファイナルですごく寂しくて昨日眠れませんでした」と明かし「最後までよろしくお願いします」とにっこり。
リーダーの廣川は「ファイナルが一番いい公演にしたいなと思ってるから」と告げ、「みんな盛り上がる準備はできてますか？ 声を枯らす準備はできてますか？ 家に帰れないくらい盛り上がって行きましょう！」と笑顔を弾けさせた。
4曲目として独特の世界観の歌詞とメロディーが特長の「すまん、犬。」のパフォーマンスをスタート。「今回のツアーを通してわーすたにもっと夢中になってほしい！」とファンに思いを伝えながら楽曲を続け、途中でツアー用に製作した衣装への着替えも行った。15曲目の「清濁あわせていただくにゃー」では「これが最後の曲です。全部出し切って！」と会場を煽った。
わーすたは2020年3月にも「LINE CUBE SHIBUYA」で5周年ライブを行っているが、その時はコロナ禍のため無観客での開催となっている。廣川は「LINE CUBE SHIBUYAは私たちが結成5周年のライブのときに一度立った場所なのですが、そのときはコロナ禍で無観客になってしまった会場です。新体制にはなったのですが新体制になってもこんな大きな場所に挑戦できることが本当に嬉しいなと思います」と5年越しの“リベンジ開催”となることへの思いを言葉に。「いい景色を絶対に見せますので、3月29日よろしくお願いします」と目を輝かせた。
最後、廣川が「もっともっと強くなる私たちをそばで見ていてほしいなと思います。最高の夏の思い出を本当にありがとうございました。また会いに来てください」と感謝を伝え、『わーすた 夏恋ツアー 2024』は幕を閉じた。
【セットリスト】
OVERTURE
M1：夏恋ジレンマ
M2：サンデー・サンシャイン
M3：メロメロ！ラヴロック
M4：すまん、犬。
M5：べちょべちょパンケーキ? feat.そこの君。a.k.a.ヲタ
M6：きゅんビート
M7：ミライバルダンス
M8：The World Standard Dancing Club
M9：きみと tea for two（ハートマーク）
M10：オーダーメイドとレディーメイド
M11 ：Never Ending The World
M12：グレープフルーツムーン
M13：えいきゅーむちゅーでこうしんちゅっ！（ハートマーク）
M14：マッシュ・ド・アート
M15：清濁あわせていただくにゃー
EN1：TOXICATS
EN2：春花火
EN3：萌ってかエモ
