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本木雅弘主演! 司馬遼太郎の原作ドラマ『坂の上の雲』再放送決定

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主人公・秋山真之役を演じた本木雅弘
  • 主人公・秋山真之役を演じた本木雅弘
 司馬遼太郎が10 年の歳月をかけて執筆したと言われる原作をもとに、明治の青春群像を描いたNHKのスペシャルドラマ『坂の上の雲』。9月8日から総合テレビで再放送されることが決定した。

 同ドラマは、明治維新によってはじめて「国家」を持った日本を舞台に、日露戦争とその時代を生きた3人の男たちを描いた人間ドラマ。バルチック艦隊を破る作戦を立てた秋山真之、ロシアのコサック騎兵と対等に戦った秋山好古、そして俳句・短歌の革新者となった正岡子規は、時代の激流に飲み込まれながらも新たな価値観の創造に立ち向かい、自らの生き方を貫いていく。

 今回の再放送にあたり、主人公・秋山真之役を演じた本木雅弘からメッセージが到着。「再放送のお話をうかがったときは、驚きと懐かしさと、作品が蘇る機会を得た歓びとで、なんだか有り難いなと思いました」と喜びを語り、同ドラマについては「撮影が終わってから14 年ほどが経ちますが、この作品でご一緒させていただいた方々の中には、渡哲也さんや加藤剛さんをはじめ、鬼籍に入られた大先輩方も多くいらっしゃいます。自分にとっては、時を経て思い出すたびにその特別感が増してくる、記念碑的な作品です」と評していた。

 また「近代国家の成り立ちや戦争についての難しい話以上に見えてくるのは、ある意味、日本の青春時代とも言える明治を駆け抜けた若者たちの痛快、痛切な青春物語です」としたうえで、「現代も、私たちの周りの世界は簡単ではありませんし、別の窮屈さを感じる時代だと思います。そんな今だからこそ多くの人たちに、明治を生きた人々の思いと輝きが届き、それぞれが追いかけた誇りを、まるで自分ごとのように共有して何かの力に繋げていただけたら良いなと願っています」と思いを語っている。

 なお本編の再放送に先立ち、9月1日には『本木雅弘が語る スペシャルドラマ坂の上の雲』の放送も決定。本木が初回放送当時に収録の裏側などを語った映像に加えて、今回の再放送にあたり、作品を振り返った新たなインタビューなど、気になる内容が目白押しだ。

【『本木雅弘が語る スペシャルドラマ坂の上の雲』放送日時】
9月1日(日)午後11時~11時40分 <総合>

【スペシャルドラマ『坂の上の雲』放送日時】
<44分版> ※89分版を前編・後編に再編集したもの
9月8日より 毎週日曜 午後11時~11時44分 全26回 <総合>

<89分版>
10月4日より 毎週金曜 午後8時15分~9時44分 全13回 <BSP4K>

※司馬遼太郎の「遼」の字は、本来「しんにょうの点がふたつ」


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