山田尚子監督新作『きみの色』、モデルとなった長崎の地で舞台挨拶! 県庁へも表敬訪問 | RBB TODAY
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山田尚子監督新作『きみの色』、モデルとなった長崎の地で舞台挨拶! 県庁へも表敬訪問

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©2024「きみの色」製作委員会
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 アヌシー国際アニメーション映画祭で金鵄賞を受賞した山田尚子監督の最新作『きみの色』が、8月30日に全国公開を控える中、監督と声優陣が長崎県を訪れ、県庁表敬訪問や舞台挨拶を行った。

 『きみの色』は、高校生の主人公トツ子が、同級生のきみと古書店で出会った少年ルイとバンドを組む青春ストーリー。山田監督の繊細な演出と、牛尾憲輔による音楽が特徴的な作品だ。

 長崎県庁では、馬場裕子副知事らと面会。山田監督は「長崎の空気がとても好きで、駅を降り立った時から心が澄んでいくような気持ちになります」と長崎愛を語った。副知事も「県民のみなさんも楽しみにしています」と歓迎の意を示した。

 その後、TOHOシネマズ長崎で行われた舞台挨拶には、160名の観客が参加。山田監督と声優の鈴川紗由、髙石あかり、木戸大聖が登壇し、作品への思いを語った。

 特筆すべきは、地元の純心中学校・高等学校の音楽部員によるアカペラ演奏。「あるくうた」を披露し、キャストと監督を感動の涙で包んだ。鈴川は「一人一人をしっかり見たい気持ちになりました」と感激し、山田監督も「ただ歩くだけでなく、いろんな意味の歩くを感じる一人一人の声に感動しました」とコメントした。

 最後には、受験生へのエール要請に応え、キャストと監督が声を合わせて「受験がんばってください!」と叫ぶサプライズも。会場は大きな拍手に包まれた。

 国内外で高い評価を受け、アヌシー国際アニメーション映画祭での受賞に続き、上海国際映画祭でも金爵賞アニメーション最優秀作品賞を受賞した本作。山田監督の繊細な演出と、若手声優陣の熱演、そして長崎の魅力が詰まった『きみの色』は、8月30日の公開に向けて期待が高まっている。

《櫻井哲夫》

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