映画『帰ってきた あぶない刑事』が5月24日に公開されることを記念して11日、大阪で舞台挨拶が実施。主演の舘ひろし(鷹山敏樹役)、柴田恭兵(大下勇次役)が登壇した。
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大歓声の中、フォーマルウェアに身を包んで、お馴染みのサングラス姿で颯爽と現れた“ダンディー鷹山”と“セクシー大下”の2人。鷹山敏樹役の舘ひろしは「舘でございます。」とダンディーな第一声。おかえり、という客席からの声に「ありがとう。」と感謝の言葉で応え、「(前作から)8年ぶりに帰ってきました。老体に鞭打って頑張りました。楽しんでいただけたら幸いです」と挨拶した。
続いて、大下勇次役の柴田恭兵が「皆さんも会いたかったと思いますが、僕たちも大阪のあぶ刑事ベイビーたちに会うのを楽しみにしていました」と呼びかけ。「ここにいる皆さんは、タカとユージの娘たちです。関西のあぶ刑事ファンの皆様、本当に熱くて嬉しいです。今日はありがとうございます。」と愛溢れる感謝の言葉を述べた。
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8年ぶりの「あぶ刑事」カムバックを聞いた時の感想について、舘は「8年ぶりという感じがしなくて、3年くらい前に撮ったかな?という感じでしたけれども、このお話をいただいてまた恭サマと一緒にタカとユージができることが凄く嬉しかったです」と熱い思いをコメント。柴田も、「舘さんが全員集合、と言ったらすぐ馳せ参じますし、トオル君(仲村トオル)とか温さん(浅野温子)とか改めて4人が揃うと最強だなという感じがしました」と熱のこもった声で作品への愛を語った。
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今作の一番の見どころであるクライマックスのアクションシーンには、ロケ地として神戸の埠頭が使用されている。この神戸におけるアクションシーン撮影の感想を問われた柴田は「全身、筋肉痛でした」との一言で会場を沸かせ、「70過ぎてから映画を撮りたいな、と思っておりまして、同世代の方に向けてタカとユージが頑張ってますよ、というメッセージをこめながら歳相応に一生懸命走りました」と振り返った。また、定番のタカのハーレーシーンについて柴田から「今回の舘さんのショットガンのシーンは今までで一番だと思っています」と称賛の言葉が送られると、舘は「僕は恭サマと違って走ったりする必要はなく、乗っていればいいので割と楽でした」と返し、会場は笑いに包まれた。
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そして、特別にファンから直接2人に質問ができるティーチインタイムで、「38年で変わったもの、変わらないものはありますか」という質問に、舘は「撮影初日に恭サマに会った途端に、“タカとユージ”という関係がすぐにできる」と変わらないことを、「昔はあまり台本を読むことが好きではなかったが、最近はちゃんと読むようにしてます」と変わったことを明かすと客席からは温かい笑いが。柴田は「舘さんはずっと変わらずダンディーです。僕は段々セクシーというよりも...」と笑いをにじませ、「皆様のおかげだと思います。皆様の熱い思いで頑張りきることができました」と感謝の思いを伝えた。
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最後は、2人の直筆サインボールのプレゼント企画が実施。事前にサインを書いたボールを、2人が直接客席に投げ入れ、客席が大いに盛り上がったところでイベントは幕を閉じた。