巻頭では、進化を続ける日本酒の「夏酒」の最前線がまとめられており、東京・西麻布「EUREKA!」オーナーの千葉麻里絵による、夏酒が生まれた背景や味わいの特徴、その楽しみ方が紹介。さらに、千葉麻里絵が注目する酒蔵の一つ、福井の「常山酒造」が醸す夏酒を徹底解剖。日本の夏に欠かせない、京都の風物詩「納涼床」にもフォーカスを当て、豊臣秀吉の時代から始まったと言われる、“外で涼みながら酒を楽しむ”という日本特有の夏酒文化を紐解いている。
また、酒好きの著名人が夏に飲みたい酒を語る偏愛エッセイ、名酒販店が選んだ夏酒カタログなども掲載されており、酒好きにはたまらない“夏酒の今”が分かる一冊に。