愛子(このか)を誘拐しようとたくらみ、またスズ子(趣里)に脅迫電話をかけた小田島(水澤紳吾)は、愛子に初めてできた友人の父親だったことが分かった。高橋(内藤)は取り調べで、「こんなことをしたって息子が喜ぶわけないだろ!」と小田島を説教。そしてカツ丼を目の前に持って来させた。うらましそうに見つめる小田島。ところが何と高橋は自分の方へ引き寄せ、カツ丼をむさぼった。
まさかの仕打ちに、うなだれる小田島。と思いきや高橋は、部下に命じて、ひときわ豪華な重箱のカツ丼を持って来させる。部下が「お前には特上だ。いつか息子にも食わせてやれるように真面目に働けよ」と改心を促すと、小田島は涙ながらに「息子に…息子にこれ食わせてえ…」と誓うのだった。
かつての刑事ドラマや刑事コントなどでは定番だった、被疑者へのカツ丼の差し入れ。期待を裏切る展開にネットでは「笑いから泣かせにくるとは」「高橋刑事さん達…人情派ですね」「これ、内藤さんが考えたのかなぁ」「カツ丼きたから定番かと思いましたら、まさかの高橋刑事が食べるとは」といった声が見られた。
明日15日放送の第116話。誘拐犯が捕まってから、愛子(このか)は3日間も学校を休んでいた。スズ子(趣里)は学校に行くようにと説得するが、愛子は友達になった一(井上一輝)がいなければ学校には行きたくないと駄々をこねてしまう。
「いつか息子にも食わせてやれるように、まじめに働けよ」
— 朝ドラ「ブギウギ」公式 (@asadora_bk_nhk) March 13, 2024
用意されていたのは特上のカツ丼でした。
誘拐犯・小田島役は #水澤紳吾 さん。息子のために暮らしを何とかしたい…犯罪に手を染めてしまったやさしい父親を熱演してくださいました。#内藤剛志 #水澤紳吾 #北斗 #岸田タツヤ#ブギウギ pic.twitter.com/qyZ2K5v32K