幼少時代から、演歌が大好きな父といつも歌っていたという天童。それは小学3年生のとき。父が漕ぐ自転車の後ろにつかまり、でこぼこ道にさしかかった際、バウンドで「あ~~~」と、声に「こぶし」が効き始めたという。
これに気づいた父が「もう1回通ってみるぞ」と、でこぼこ道に再び戻り、「大きな声出してごらん」と天童に指示。でこぼこ道をあえて走りながら、こぶしを回す練習を始めたのだとか。
意外なトレーニング方法に加藤浩次は「もしでこぼこ道を行ってなかったら、こぶしも回らず演歌歌手になってない可能性もある?」と質問。天童は「もうね、ほとんどなってないです」と回答。「こぶしを回すことによって演歌に味が出ることを9歳にして学んだ」と振り返り、「頑張れば歌手になれるのでは」と夢が膨らんでいったと話していた。