【Pick UP】坂道グループ(乃木坂46、櫻坂46、日向坂46)関連最新ニュース 山田洋次監督が27日放送の『プロフェッショナル』(NHK)で吉永小百合について語った。 山田監督による吉永の主演映画『こんにちは、母さん』は、夫に先立たれた足袋店を営む女性が恋をすることから始まるストーリー。山田監督は、吉永が同作の主人公を演じるにあたり、「宮本信子さんは簡単におばあさんになれる。あの人(吉永)はなかなかなれない。だから一番最初に話すときに『おばあちゃんになれますか?』って言ったの」と回顧。 これまで実年齢より若い役ばかりを求められてきた吉永だが、山田監督は彼女について「どっかでふっと老人になれる。それができないとだんだん中途半端になっていってしまう」と今後の役者人生を危惧。 続けて山田監督は「(高倉)健さんだって最後の作品はだいぶ体の線が崩れていたが70歳になれば当たり前。だけど、よたよた歩く高倉健は高倉健じゃないということになってしまう」と言及し、求められるイメージと実際の老いとのギャップについて「すごい悩みだったのではないか?」と同情した。 そして、「同じような問題が吉永にもある。いつでもしゃんとしなければいけない。小百合さんであり続けることはどんなプレッシャーであろうかと時々気の毒に思う」と話していた。