ブラックのドレススタイルで登壇した松本は、フォトエッセイがリリースされた心境を尋ねられると、「最後までかなりこだわって作ったので、それが現物となって自分の手元に今届いたことはすごく感慨深いです。それをみなさんに見て頂けるのだなと思うと、さらに嬉しい気持ちでいっぱいです」と声を弾ませた。
家族の反応が話題にあがると「父が怒ってました（笑）」と明かした。幼少期を振り返ったパートで父親について書いたそうだが、「もともとメディアとかに出るのが苦手な父なので、『俺のことを書くな』って怒られました（笑）」とのこと。
“遅咲きのブレイク女優”として注目を集める松本だが、「逆に私、咲かせて頂いてますかね（笑） ぜんぜん、そんなふうに自分では思わないです」といい、これまでの芸能生活については「どうしても大変なことばっかり、辛かったことばっかり思い出として残りがちなのですが、……キリがないです、言い出したら」と回顧。「でも、その分、逆にいいこともあったので、それを糧に今は頑張れています」と続けた。
また、「もともとオーラがないので、あまり気づかれないです」と外を出歩いたりしても反応がないことを明かした。スーパーで買い物もするそうだが、レタスや大根だけならレジ袋を使わずに、裸のまま抱えて持ち帰るそう。そういう場合は視線を感じたりもするが、「私が見られるのではなくて、『レタスを持ってる人がいるな』ということで見られているのだと思います」と照れ笑いを浮かべた。
松本は現在39歳。最近は不倫女性役など「重い役」が続いてるそうで、「純粋な大人の恋愛みたいな役をしていないなと思って。そういう作品があったらお願いします」と目を輝かせた。自身では精神年齢が実年齢に追いついていないと感じているといい、「大人にならなきゃなと思います。40でさらに成熟した女性になるために色気を頑張って出していきたいなと思います」と願望を言葉にした。
「浮いた話は？」と突っ込まれると、「浮いた話があったら、そうですね、ご報告させてください（笑）」と笑顔を見せた。
