――14日より放送がスタートしましたが、今のお気持ちはいかがですか。
私自身も毎週の放送をハラハラドキドキしながら見ています。私がいる指揮本部側のメンバーは大病院でのロケ現場を見ていないので、完成した作品を見るとアクションシーンが迫力があってすごいなと思いますし、すごく面白くて、あっという間に放送が終わってしまうなと感じています。
――10人の鬼の武装集団の正体についても、SNS上で議論が高まっていますね。
そうですね。まだ詳しくは言えないのですが、徐々に鬼の仮面が外されて病院を占拠した目的が暴かれていくので、楽しみにしていただきたいです。
――今回演じられている情報分析官・駿河紗季というキャラクターを、どのように捉えていますか。
駿河は仕事に真っすぐで、一聞かれたら千を調べて、何を聞かれても答えられるくらい知的でクールな仕事オタクの役です。隣の席に、ぐんぴぃさんが演じるおちゃめなキャラクターの志摩がいるので、ボケとツッコミのように、志摩が言うせりふに冷たくツッコんだり、おちゃめな志摩と冷静沈着な駿河の対比を意識しながら演じています。私は普段ツッコむことがないので、ツッコミって難しいなと思いながら頑張っています。
――普段の宮本さんは、どちらかと言うとボケタイプなのでしょうか。
ツッコミではないですね(笑)、ボケでもないと思うのですが、友達からは穏やかな性格と言われます。ぐんぴぃさんが芸人さんなので、撮影の時に、どのタイミングでツッコむのが面白いと思いますか？と聞いて教えていただいたりしていて。ぐんぴぃさんいはく、ツッコミのタイミングは「天性のもの」らしいです、、私はツッコミの方は天性で持っていないと思うので、すごく難しいです。
――クールで仕事オタクなキャラクターというところは、ご自身と通じるものはありますか。
私も自分が興味があることには、すごくのめり込んで調べたりするタイプなので、オタクという部分は結構似ているのかなと思います。
――主演の櫻井翔さんの印象はいかがですか。
テレビで見ていた印象と変わらずとても優しくて素敵な方で、皆さんに話し掛けてくださったり、現場をまとめてくださっているので、すごいなと思いながら見ています。一度、櫻井さんがお弁当を差し入れしてくださったことがあって、豪華なのに体に良いヘルシーなお弁当で、すごくおいしかったです。
――櫻井さんが演じる武蔵と、比嘉愛未さんが演じる裕子の夫婦愛や絆も描かれていますが、お２人のカップルについて、どんな印象を持ちましたか。
武蔵さんにいろいろな過去があって2人は別居しているのだと思いますが、裕子さんが離婚していないのは武蔵さんのことを愛していて、考えているからこその別居であって、いろんな愛の形があって素敵だなと思いました。本当に実在したら、警察官とお医者様の素敵なご夫婦だなと思います。
――最近プライベートでは、撮影がオフのときや、お休みの日にハマっていることはありますか。
最近はサウナにハマっていて、時間があるときはサウナに通って汗をかいています。一人で行ったりもしますし、サウナと温泉が一緒にある所を探して、友達を誘って行ったりしています。
――サウナ愛好者の方は、よく「整う」と言いますよね。
そうですよね、私も整ってみたいのですが、実はまだ整ったことがなくて……。『大病院占拠』の撮影現場でサウナの話をすることもあるのですが、出演者の中では白洲迅さんが整える方で、整うとすごく「ふわ～っ」となると聞いて整い方を教わっているので、いつか私も整ってみたいです(笑)。
――宮本さんは俳優としてアクションの練習にも励まれていますが、理想のパートナーも強い人が好きですか？
強い人も素敵だなと思いますが、優しくて面白い人が好きです。私は結構ドジで忘れてしまったり、間違えてしまうことが多いので、そういう時に「だめだな、こいつ」とならないで、「しょうがないなあ」と言って一緒にやってくれたり、歩み寄って一緒に考えてくれる人がいいです。
――優しくて頼れる人がタイプなのですね。
はい、好きな人には頼りたいタイプなので、しっかりしている人がいいなと思います。
――それでは、最後に改めてドラマの見どころをお願いします。
毎話、一刻を争うハラハラドキドキな展開になっています。一話ごとに鬼の仮面が外れて、鬼の目的が暴かれていくので、そこを楽しみに見ていただければなと思います。私がいる指揮本部は、鬼の情報や弱点を調べたり、鬼の目的をを解き明かすことが役目だと思っているので、そこにも注目していただきたいですし、私個人としては初めてメガネを掛けている役なので、メガネの奥に光る情熱的な目に注目して見て欲しいです！
