乃木坂46・中村麗乃が、30日放送の『乃木坂工事中』(テレビ東京系)で、迫真の演技を披露した。
この日は「目指せ大女優!乃木ザカデミー賞」後半戦。どんな芝居にも対応できるよう様々な演技にまつわる企画にメンバーが即興で挑戦した。その中のテーマが、「記憶が日々失われていく病気になった自分が大切な人を忘れる前に海で一言」というもの。
すると中村は海辺に立ち尽くしたまま「悲しかったことも…嬉しかったことも…全部…明日になったら忘れちゃうんだよね…」と切り出した。そして「やだ…こんなのやだよ…」と声がうわずり始めると、海を真っすぐ見つめ「今まで…本当にありがとう!!」と泣きじゃくり、その場に座りこんだ。
撮影後、スタッフから「何を思って泣いていたのか」と聞かれると、「もし自分の今の記憶が明日なくなっちゃったら……」と想像したと回答。「メンバーとか家族とか大好きな人を忘れちゃうんだなって思ったら悲しくなっちゃって」と続けた。スタジオでこれを見ていたバナナマンも「リアル」「すごいなぁ。いいじゃん!」と絶賛していた。
中村は舞台劇『逆転裁判』シリーズやミュージカル『SUPERHEROISM』、向井葉月、弓木奈於と共演したドラマ『ラブシェアリング』(ひかりTV)などでも演技経験がある。