9日放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)に、お笑いコンピ博多華丸・大吉とタカアンドトシが出演。地方芸人ならではの苦労について語った。
博多華丸・大吉は福岡吉本の一期生、タカアンドトシは札幌吉本の一期生ということで共通点が多い2組。2組とも不遇の時代として挙げたのは、年に一回だけあったという大阪の年末深夜生放送特番に出演した際の出来事。大吉が「大阪芸人メインの仕事だけど地方芸人から1組ずつ集められるんですよ。で、早くついて大楽屋で『あっ札幌のタカアンドトシくん、もう雪は降りようと?なんて他愛もない会話をする。けど本番が近づくにつれ大阪の勢いの良い芸人が入ってくる千原兄弟とか中川家とかケンコバくんとかたむけんとかがもう楽屋入ってくるなりミニコントみたいの始めて。でも完全に(僕らも)目があっているけどいないものとされている」と当時を振り返ると、トシも「ものすごいうるさい…なんかパチンコ屋さんみたいでしたよね」と話し、他の2人も「わかるわかる」と同意した。
さらに「だんだんいたたまれなくなって、ちょっとずつちょっとずつ荷物をずらしていって。で4人で決めたわけじゃないけど気がついたら廊下で着替えてたよね」「(大阪芸人は)みんなカジュアルな格好でテレビ出てたけど、俺らだけ成人式かのようにきっちりしてた」など当時のエピソードが止まらず、思い出して笑い合う2組。さらにタカが「当時を見ていた人がアナウンサーになってて。その人のラジオにたまたま出た時に(タカアンドトシのことを)『こんなつまんねぇやついるのか』って覚えてたんですよ」と話すとスタジオは大爆笑となった。