食パンにおいてタブーとされる「腰折れ」ギリギリの柔らかさに挑戦し、“耳まで美味しい”「生」食パンを生み出し、食パン業界に革命を起こした『乃が美』。今回、新発売となる「黒山乃が美」は、食パンのもう一つのタブーとされる“焦がし”に挑んだ、これまでにない新感覚の「生」食パンとなっている。
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発売に先駆けて行われた「黒山乃が美」発表会&試食会では、乃が美ホールディングスの福田圭市氏が、新ライン「黒山乃が美」の特徴や製法へのこだわりについて語ったほか、ミシュラン星獲得レストラン「sio」のオーナーシェフ・鳥羽周作氏との業務提携も発表された。
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福田氏によると、世の中には「ごはんのおこげ」や「もんじゃのおこげ」「玉ねぎのおこげ」など、様々なおこげを生かしたグルメがあるが、新商品の「黒山乃が美」は、そんな「おこげ製法」を「生」食パンに採用。焦がすために長時間焼き続けてしまうと、旨みや水分が飛んで食感がパサついてしまうなどの苦労があり、合計100回以上の焼き方の試作を重ね、香ばしさと旨みを閉じ込めた“究極の一品”が完成したという。
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業務提携する鳥羽氏は、同商品について「周りはしっかり香ばしく焼きながらも、中をしっとりと『生』食感で仕上げているのは、焼肉ではなく、まるでローストビーフのような食パンである」と絶賛。同商品にマヨネーズを塗って食べる楽しみ方を提案した。
試食タイムでは、同商品がまるごとテーブルに登場。いざ実食すると、表面は「おこげ」の香ばしさと塩味がきいていて、少しビターな大人の味わい。弾力のある食パンをさくと、中は従来の「生」食パンの食感そのままで、しっとり&もっちり食感が楽しめる。香ばしい風味の後は、噛むたびに深みのある甘みが感じられ、そのままでも十分に美味しいが、オリーブオイルや塩を付けて食べたり、肉やチーズ、お酒などともよく合いそうだ。
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アレンジとして、鳥羽氏の店舗で販売されているマヨネーズを付けて試食すると、マヨネーズのまろやかな酸味と塩味が、おこげの香ばしさとマッチして、最高の味わいに! こちらはグルメライター達の間でも、「抜群に旨い!」「めちゃくちゃ合う」と絶賛の声が相次いでいた。
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おこげ感がたっぷりの「生」食パン「黒山乃が美」は、個人的にもとても気に入り、ぜひリピート買いして、普段の食卓に取り入れたい一品となった。インパクト抜群の『乃が美』の新作は、その美味しさはもちろん、話のタネになることも間違いなしなので、贈りものや手土産にもいいかも。
<筆者プロフィール>
高永きょん
南の島と東京・南青山を行き来して暮らしながら、大人になる。島人時代は、自力で釣った魚や素潜りで獲った貝類、くさやや野草を主食とし、南青山時代は、表参道界隈に初上陸したお店や西麻布の名店などを食べ歩く雑食系人間。愛しているものは春巻き。生クリームをお茶碗に入れて毎食食べたいくらいに大好きで、太らない肉体を手に入れたいと、日々悩みはつきません……。