
甘辛な牛肉とシャキシャキした鬼おろしが、打ち立てうどんと相性抜群で、丸亀製麺の「夏の冷やしうどん」シリーズの中で、歴代人気NO.1を誇る「鬼おろし肉ぶっかけうどん」。今年は、その「鬼おろし肉ぶっかけうどん」の牛肉が“焼き立て”にパワーアップして再登場するほか、ジューシーな「鶏ももから揚げ」がのった「鬼おろし鶏からぶっかけうどん」と、清涼感のある豚しゃぶがのった「鬼おろし豚しゃぶぶっかけうどん」の2商品が新登場。発売を前に、先行試食会で実食した感想をレポートする。

まずは、新しく進化した「鬼おろし肉ぶっかけうどん」(税込/並690円、大810円、得930円)から調査。冷水できゅっと締めたのど越しのよい麺と、濃いめのダシを合わせたぶっかけうどんに、甘辛く焼きつけた牛肉&玉ねぎと粗めにおろした「鬼おろし」を合わせた一杯。今年は注文ごとに、目の前で牛肉と玉ねぎを調理し、“じゅわっと焼き立て”をのせて提供してくれる。試食会では、牛肉と玉ねぎを実際に調理するデモンストレーションも行ってくれた。



できたてを実食すると、焼き立てならではの牛肉の旨みと香ばしさがたっぷりと感じられ、最高の味わい。牛肉はすっきりとした甘さの割り下で味付けされており、食感はぷるんぷるん。シャキッとした玉ねぎや、つるつるしたうどんと一緒に食べると、様々な食感と味のコラボが楽しめる。さらに、ポン酢の風味が効いた「鬼おろし」も合わせると味が引き締まり、ガッツリ感もありながら、さっぱりと食べられた。




そんな「鬼おろし肉ぶっかけ」から1位の座を奪還するべく、登場した新作が「鬼おろし鶏からぶっかけうどん」(税込/並690円、大810円、得930円)。ぶっかけうどんに、特製ニンニク醤油で味付けした「鶏ももから揚げ」と、ひと口大の「なす揚げびたし」、刻み柚子がのった「鬼おろし」をトッピングした一杯。丸亀製麺といえば、鶏むね肉を使った「かしわ天」が人気だが、今回は同商品のために「鶏ももから揚げ」を新開発。開発担当者が「『丸亀製麺がから揚げを作ったら、こんなにおいしいんだぞ』というのを味わっていただきたい」という自信作とのことで、楽しみにいただくことに。

ごろっとした大きな「鶏ももから揚げ」を食べると、ニンニク醤油とごまが香ばしく、カリッとジューシーな食感。中まで熱々で美味しく、一個でも食べ応えがある。特製ダシがたっぷりと染み込んだナスは、かむたびにジュワッとダシがあふれ、肉厚でとろっとしていて、こちらも絶品だ。「鬼おろし」や「刻み柚子」と一緒に食べると、柑橘系のさわやかな風味がアクセントになり、清涼感たっぷりの味わいが楽しめた。


最後は、「鬼おろし豚しゃぶぶっかけうどん」(税込/並690円、大810円、得930円)を実食。こちらも、冷水で締めた「ぶっかけうどん」に、薄めにスライスした「豚しゃぶ」をどっさりと盛り、「なす揚げびたし」と刻み柚子がのった「鬼おろし」をトッピングした新商品。

北海道産の真昆布や削り節から引いた風味豊かな白ダシに漬け込んだ「豚しゃぶ」は、食べた瞬間、「やわらかい!」と声が出してしまうほどの優しい歯ごたえ。ダシの旨みとしょうがの味がしっかりと効いていて、粗く削られたザクザク食感の「鬼おろし」も抜群に合う。つるつるした麺と絡めて食べると清涼感がたっぷりで、暑い夏日でもパワーが付きそうだ。


「鬼おろし肉ぶっかけうどん」と「鬼おろし鶏からぶっかけうどん」は8月下旬まで、「鬼おろし豚しゃぶぶっかけうどん」は7月下旬まで販売予定。ぜひ、蒸し暑い夏に「冷うどん」の味わいを楽しんでみては。
<筆者プロフィール>
高永きょん
南の島と東京・南青山を行き来して暮らしながら、大人になる。島人時代は、自力で釣った魚や素潜りで獲った貝類、くさやや野草を主食とし、南青山時代は、表参道界隈に初上陸したお店や西麻布の名店などを食べ歩く雑食系人間。愛しているものは春巻き。生クリームをお茶碗に入れて毎食食べたいくらいに大好きで、太らない肉体を手に入れたいと、日々悩みはつきません……。