歌手の野口五郎が29日放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)に、歌手の岩崎宏美、女優の大竹しのぶと共に出演し、2018年に死去した盟友・西城秀樹さんへの思いを語った。 西城さんや郷ひろみと共に「新御三家」と並び称された野口。「亡くなっていく人って、生きていく人に迷いも残していくじゃない? 秀樹が亡くなってもう4年たつ。僕はときどき彼の歌をコンサートで歌ったりするんだけど、それいいのかなと思ったり…。家族の方は『ありがごうございます』と言ってくれるし、僕はそれで秀樹のことを皆さんがときどき思い出してくれればいいと思うんだけど、秀樹のファンの方はどう思うのかと…」と語った。 これに岩崎は「うれしいと思う。五郎さんのコンサートに行った時に、秀樹の声を録音したものを五郎さんが持って行って、それが一緒に舞台で流れた時には、シーンが全く別物になって、それはそれですてきなものだった。西城秀樹ってすごかったんだなとみんな再認識できる」と語った。 さらに岩崎が野口について「しょっちゅうお墓参り行ったりしてる」と明かすと、野口は「逆だったら絶対あいつ来てないと思うんだけど」と照れ笑い。 野口はさらに「亡くなってすぐ番組出た時に、彼とのVTRとかを見たら、たまらなくなって涙が止めどなく出て、番組にならないやと思っていたら、後で(VTRを)見ると、しのぶちゃんが手を握っていてくれたんだよね。僕のことを助けてくれたんだなと思って。あのときはありがとうございました」と改めて大竹に感謝した。