美人コスプレイヤーのすみれおじさんが22日、埼玉・五千頭の龍が昇る聖天宮で開催された中国武術の大会『第6回武術太極拳競技会あおぞら杯』に出場し、3位入賞を果たした。
すみれおじさんは7月の全日本武術太極拳選手権大会への出場が確定しており、今回の大会はその前哨戦。審査基準が厳しいと言われる1番手での出場だったが、10点中8.55の高得点を叩き出しての入賞となった。
約2年前から中国武術を習い始め、当初は北方の流派を学んでいたが、半年前に南方の流派に転向。全く異なる動きに困惑していた時期もあったが、いまでは力強い棍捌きを披露するまでになった。
武術は、仮面ライダーシリーズなどで知られる鈴村展弘監督から勧められ、アクションジムに入会したことがきっかに始めたという。すみれおじさんは「コスプレで使えそうなかっこいい動きをしたかったからです！」と笑顔で語った。
すみれおじさんの右腕は、学生時代に負った複雑粉砕骨折の後遺症で、腕がまっすぐに伸び切らないなどのハンデも背負っているという。元々運動神経もよくはないそうで、「体育の成績が大体1か2という運動神経のなさで、何かに表彰されたことも誰かに褒められたこともなかった」とコメント。今回の3位入賞については「少しだけ自分に自信が持てたような気がします」と喜びを語った。
今後の目標については「お仕事以外でコスプレをすることができなくなってしまったので、覚えた技を披露する場がないのが最近の悩みです。もし出来るのなら、コスプレを使ったアクションのお仕事や2.5次元舞台とか特撮とかでいつか披露できる日が来るといいな」と話した。
