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23日、『フィギュアスケート・世界選手権』(フジテレビ系)の女子ショートプログラムが放送され、北京五輪銅メダルの坂本花織が首位に立った。
4年に一度のオリンピックシーズン。そのフィナーレを飾る世界フィギュアスケート選手権2022。坂本はダブルアクセルを成功させると、トリプルルッツ、足換えのコンビネーションスピンも安定感抜群。ここからスピードに乗ってトリプルフリップ、トリプルトゥループも決めた。
さらにステップもダイナミックで、貫禄の演技を世界に届けた。結果は80.32点で首位。自己ベストを更新し、自身初の80点台をマークした。得点が表示された瞬間、「えーっ!?」と絶叫。足をばたつかせて、驚きと喜びを爆発させた。
インタビューでは自身の結果について、「驚きでしかない。ここまで練習がひどかったので、今ショートでもだいぶホッとしちゃってるので、フリーまでに締め直したいと思います」とコメント。
さらに「やっているときはいつも通りだったんですけれど、今シーズンでこのショートが最後なので、いい締めくくりできた。すごくうれしい気持ちがあふれています」と笑顔を見せた。フリーに向けては「最近ノーミスが続いているので、この流れに乗って最後の最後までやり切りたいと思います」と決意を新たにしていた。