これらは、Netflixで配信中の韓国ドラマ『その年、私たちは』のヒロイン・ヨンスを演じている、キム・ダミに対するネット上の書き込みだ。
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同作は、画家として活動するチェ・ウン(チェ・ウシク)と、広告業界で忙しく働くクク・ヨンス(キム・ダミ)という元恋人同士の2人が、高校時代に撮影したドキュメンタリーがバズったことをきっかけに10年振りに再会し、喧嘩をしながらも、ひかれ合うラブコメディ。 今回は、そんな同作で、冷徹で気が強いヒロイン・ヨンスを演じているキム・ダミの魅力に迫りたい。
新生シンデレラガール
『その年、私たちは』では、制服姿でヒロインの高校生時代を瑞々しく演じているキム・ダミだが、実年齢は1995年生まれの26歳。一躍スターになったきっかけは、大学生のときに受けた映画『The Witch 魔女』のオーディションで1500倍の倍率を勝ち抜き、主演に抜擢。同作が大ヒットとなり、韓国のゴールデン・グローブ賞と呼ばれる「百想(ペクサン)芸術大賞」などの映画祭で新人賞を総なめにした新生シンデレラガールだ。
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その後は、どんな役割でも「キャラクターに溶け込む女優になりたい」というポリシーのもと、2020年にドラマ『梨泰院クラス』でヒロインのチョ・イソ役に挑戦。この二作で高い演技力や独特のファッションセンスを見せつけ、大きな注目を集める存在となった。
※以降、一部ネタバレあり
8頭身ボディー×幼い顔つきのギャップが魅力
キム・ダミの魅力は、何といっても類まれな8頭身ボディー×童顔小顔というギャップだろう。170cmの長身を生かして、モデル業を経験した過去もあり、同作の学生時代の描写では、制服の半袖やミニスカートから伸びる長い手足がより強調され、眺めているだけで目の保養になる。
第2話では、ウンの家を訪問したヨンスが、ウンに塩をまかれて拒絶され、長い脚でウンの自宅のドアを蹴り上げる場面があったが、そのコミカルな内容と反して、彼女のスタイルの良さが存分に際立った名シーンだった。
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たまにやってくる“究極のツンデレシーン”がたまらない!
全編を通して、ヨンスとウンの若さゆえの歯に衣を着せぬ、いがみ合いは痛快なのだが、ヨンスは好きな人に対して、どうしてこんなにも意地を張り、悪態をついてしまうのか。心に傷を負っているウンを、何もそこまで罵らなくても…と感じる描写も多々ある。しかし、だからこそ、たまにやってくるヨンスの究極のツンデレシーンは、たまらなく感情が揺さぶられ、ウンのみならず、視聴者までもヨンスの虜になってしまうのだろう。
第3話で描かれた“2人だけのお花見”シーンも、ツンデレの名場面といえよう。熱心に花見に誘うウンをヨンスが「散る花の何がいいの? 」「バイトに行くわ!」と一蹴するが、撃沈したウンをヨンスは深夜に呼び出し、「面倒な男ね」と上から目線で言い放ちながらも、手のひらから桜の花びらを舞い散らせ、「2人でお花見ができたね」と、にっこり微笑む。この手作り感満載の花見の演出に、ウンは「こんなことをされたら、愛さずにはいられない」と思わずキスしてしまうのだ。
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第12話では、互いの思いを確認し合った翌朝、ウンがヨンスに会いに行き、「君はいつ大人になるの?会社をサボれない?」と迫るが、ヨンスは「何を言っているの?学校とは違う」「会いに来るぐらいだったら寝たほうがいい」と、ウンに小言を連発。その後、ウンを置いて出勤してしまうが、後ろ姿を見つめるウンをふと振り返り、「私たちってやり直すの? これからよろしくね」と恥ずかしがりながら小さく手をふり、ウンをまたメロメロにさせてしまうのだ。
こんなキュートなツンデレぶりはもちろん、普段は強気で冷酷なヨンスが、一途に一人の男性を想い続ける姿や、ときに人間らしい弱さや悩みを垣間見せるところも、より視聴者の共感を呼ぶのだろう。最新話では、ようやく自分に素直になり、ウンとよりを戻したヨンス。今後はもう少したっぷりと“デレ”のシーンが楽しめることを期待したい。
※Netflixシリーズ『その年、私たちは』独占配信中