お笑い芸人の東野幸治が、MCを務める22日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、17日死去した落語家の笑福亭仁鶴さんについて語った。 東野は先輩芸人から聞いた話として、「大阪の演芸事務所は松竹芸能と吉本興業があったが、松竹芸能の方が大きかった。吉本興業は小さかったが、仁鶴師匠の登場で頑張っていただいて、吉本興業がどんどん大きくなった。吉本興業の中の本当に大事な芸人さんだと教わった」と話した。 さらに、「本当は笑福亭の落語家さんは松竹芸能だが、吉本興業にはスターの落語家さんがいないから来ていただいたという形で、仁鶴さんが吉本興業に来た。だから(吉本興業の)林正之助会長がいてるときは、劇場のギャラが一番高いのは仁鶴師匠だった。恩人ということで。上方落語界の重鎮だった」と語った。 ダウンタウンの松本人志が仁鶴さんについて「芸人さんの中で初めてリンカーンに乗った人やないかな」と語ると、シソンヌの長谷川忍は「そういう話かっこいいな」と感心していた。