映画『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』大ヒット御礼舞台挨拶が4日、都内にて開催され、声優の小野賢章、上田麗奈、諏訪部順一、村瀬修功監督、小形尚弘プロデューサーが出席した。 同作は、機動戦士ガンダムシリーズの最新作。小野が主人公のハサウェイ・ノアを、上田が“謎の少女”ギギ・アンダルシアを、諏訪部が地球連邦軍将校のケネス・スレッグを演じる。 舞台挨拶では、6月11日の公開から前日までの興行収入が15億円を突破したことが明かされた。この日も劇場は満席で、諏訪部は、「本当にありがたいです。これだけ多くのみなさんにご鑑賞頂いているということは」と感謝。公開初日に映像の形で舞台挨拶を配信したそうだが、「こうして目の前にお客様がいらっしゃる形で登壇できると、感無量です」と実感を込めて言葉にした。 続いてマイクを持った上田は、「何度も延期になってしまってみなさまにはたいへんお待ち頂く形になってしまって申し訳ないなと思っていたのですが、今回、みなさんのお顔を見て、本当に公開されたんだなという実感が湧いてきて、とっても嬉しい気持ちです」と、複数回の公開延期を経たうえで作品が観客に届いた心境を語った。「まだ第1章で序盤のお話なので、このお話を何度も観て、“今後のスパイス”みたいなところを覚えて頂いた状態でこの先も観て頂けたらな、なんて思っています」と続けた。さらに、「何度も(観に)来てくださっている方は多いんですよね。それも伺って、すごくありがたいなという気持ちです」と感慨深そうな様子。 上田の言葉を隣で聞いていた小野は、「この舞台挨拶が終わるのか……くらいの勢いで(笑)」と告げ、「締めの言葉かと思いました」とツッコミ。上田は「感極まっちゃって」とはにかんだ。 その小野も「素直に、本当に嬉しいです。我々キャストもそうですし、スタッフさんもそうですが、本当に丁寧にといいますか、長時間をかけて(作りました)。その分、みなさんをお待たせしてしまったわけですが、本当に丁寧に作り上げたもので、結果として“15億”とちゃんと見えていることがとても嬉しいです」と歓喜した。