佐々木蔵之介が、3日放送の『人生最高レストラン』(TBS系)に出演。ドラマデビュー作での挫折を語った。
それまでの舞台中心だった活動から、テレビドラマの世界にも進んだ佐々木。だがそのデビュー作『天国に一番近い男』(1999年、同系)にゲスト出演した際、思わぬ洗礼を受ける。
同作での佐々木の役は政治家。本番前日、家のファックスに選挙演説のセリフが流れてきたという。ところがファックスは一度受信し始めると、いつまで経っても終わらず、延々と流れてきたのだとか。
長く伸びたファックス用紙を手に彼は「これを今から朝までに覚える? テレビってどんなとこ?」とショック。本番は無事やり通したものの、帰り際のタクシーの車中、同乗していたマネージャーに「僕はテレビ向いてないので、やらないです」と宣言。
だがマネージャーから「いやいや、向いていると思うよ」と諭されたと振り返り、「そうなんか」と思ったと回顧。加藤浩次から「蔵之介さんはある程度、流される派ですか?」と聞かれると、「頑固ではあるが、オファーして下さって、できると考えてくださるならば、やってみようと思う」と話していた。