※ほかの写真を見る
女優やモデルとして活躍する内田の20代ラスト写真集。幼馴染(最強のガールフレンド)をテーマに、キュートなカットからセクシーなものまで、振り幅の大きい写真が多数掲載されている。

内田は本作について「5冊目の写真集を出せて光栄です。今回は20代ラスト。背伸びはせずに、プリプリっとかわいいものを最後にやりたいということで、雑誌『ar』(主婦と生活社)さんと一緒に作らせていただきました。自分史上、一番盛れましたし、性別関係なく楽しめる写真集ができたと思います」と自信をのぞかせる。

小さい頃は転校ばかりで、幼馴染がいなかったと語る内田。そんな憧れを写真集のコンセプトにそのまま反映したという。「『タッチ』の南ちゃんとか、『うる星やつら』のラムちゃんとか、昭和のアニメや漫画に出てくる“近くにいるドキッとする幼馴染や女の子”をテーマにしました」と述べた。
お気に入りのカットは、洋服から出ているひじが錯覚で胸に見える“ひじおっぱい”と袋とじ。袋とじについては思い入れがあるようで「今までの人生で開けたことがなく、憧れがあったので、私の強い要望で入れさせていただきました」とコメントした。

そうした内田自身のやりたいことも写真集にはふんだんに取り入れられている。
「グラビアからデビューして、いろんなことをやってきたので、じつはやることがなくて……。今回は“どれだけ脱げるか”よりも、アイディアを盛り込みました。写真集を出すって決まったときに、自分のiPadでプロットみたいなものを作って、“こういうことをしたい”というものを編集部の方に出させていただきました」と回顧。ベージュの水着で風呂に入っているカットも内田の案だそうで「グラビアをやっていると、“濡れベージュ”っていうのがあって。裸に近いベージュの水着でお風呂に入るのが恒例だったので、入れさせていただきました」と明かした。
30代になっての目標を訊ねられた際には「少しずつ大人っぽくなれたらいいかなと思うんですけど、でも、洗練されるのは嫌で、ずっとカオスでいたい反骨精神みたいなものはあります」と内田。
サブカル好きでも知られているが「“自分でも隠さなきゃいけないのかな”とか、“30歳になってライフスタイルも丁寧にしていったほうがいいのかな”っていう思いもあるんですけど、そういうイメージをぶち壊したい気持ちもあります」「混沌とした性格なので、背伸びして朝起きてコーヒーを淹れて……みたいな生活には憧れますけど、そうもいかないという(笑)。20代のときよりも、私らしく生きていければと思います」と語っていた。
内田理央写真集『PEACH GIRL』は全国書店、またはネット書店などで発売中だ。