坂上忍が、3月31日放送の『バイキングMORE』(フジテレビ系)で、会食問題となっている厚生労働省職員を斬り捨てた。
今月24日、厚生労働省の職員23人が東京・銀座にある居酒屋で、 深夜まで送別会をしていたことが報じられた。主催は老人保健課の50代の男性課長。事実が明るみになったあと、課長は減給1か月の懲戒処分と、大臣官房付に異動ということで事実上の更迭となった。田村憲久厚労大臣については大臣給与2か月分を自主返納。その他14人が訓告となっている。
これについて坂上は「課長仕切りだったからって、言うことを聞かざるを得なかったっていうけど、もし本当にそうだとするなら、ろくな集団じゃないよね」と、誰も会の中止を進言しなかったのかと批判。さらに「よく機能してるなと思う」とも付け加えた。
田村大臣の責任も問われているが、彼は「大臣を下ろせばいいのかという問題じゃないし、逆にこのタイミングで下ろしたところで混乱を呼ぶだけ」ともしながら、「処分が甘いという声もある。処分のうちに入るのか」と疑問を呈した。
また坂上は、「国民のほうを向いている政治家、官僚がどれだけいるんだろう?」と投げかけ、「とても不幸な国だなって思っちゃいました」と嘆いていた。