松任谷由実が、17日放送の『SDGs音楽特番 未来はぼくらの歌の中』(フジテレビ系)に出演。出川哲朗との対談の中で、自身の結婚について語る一幕があった。
松任谷の大ファンだという出川は、デビュー当時の芸名で本名でもある「荒井由実」から、結婚して「松任谷由実」に変わったことに驚いたと語った。1971年にデビューした彼女は5年後、音楽プロデューサーの松任谷正隆と結婚し、名字を変えて活動している。
これについて本人は「正直、苦しくなっていた」と、“荒井由実”という存在が自分自身の中で重くなっていたと吐露。「結婚で違うところにいけるんじゃないかという気持ちもあった」、さらには「荒井由実を超えたいと、ずっと思っていた」と明かした。
続けて「超えるとか超えないとかじゃないと、あるときから思った」と告白。「何歳ぐらいでそう思ったのか」と言う質問には「近年です」と回答。「あれはあれでフリーズドライって感じ。超えられない、別の個性だと思う」と、“荒井由実”を客観的に見ていた。