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松任谷由実が、27日放送の『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)に出演。スタジオジブリのアニメ映画『魔女の宅急便』にまつわる秘話を明かした。
1989年に公開されヒットした『魔女の宅急便』。エンディング曲では荒井由実時代のシングル『やさしさに包まれたなら』(1974年)が使われ、リバイバルヒットとなった。だが実は、最初は松任谷は宮崎駿監督から台本をもらい、書き下ろしのテーマ曲を依頼されていたという。
宮崎作品の1つ『風の谷のナウシカ』が大好きだったという松任谷だが、そうしたファンタジー作品を曲に落とし込むことに対してイメージがつかなかったようで、「何を求められているのかがよく分からなかった」と回顧。そしてついに「ちょっとよく分からないんで書けませんと言った」と、一度断ったのだという。
すると宮崎から、「だったら『やさしさに包まれたなら』を使ってもいいですか?」と逆に提案され、採用につながったそう。同曲が使われたことについて彼女は、「結果、映画にフィットしていればそちらの方がいいわけで」と語っていた。