ナインティナイン矢部浩之が、13日放送の『人生最高レストラン』(TBS系)に出演。若手時代の知られざる苦悩について告白した。
活動当初、岡村隆史の人気が先行したナイナイ。先輩からイジられるのも、もっぱら岡村だったという。その時、矢部は最初でこそ「ええぞ、ええぞ」と思っていたが、ある時から「行きすぎや」と焦りを感じ始めたのだとか。
そして、「(岡村と)一緒に(テレビに)出てるけど全然映ってないし、どれだけ喋ってもオンエアを見たら(自分のトーク部分だけ)切られていた」と回顧。「どうしようかなとずっと悩んでいた」とも吐露した。
そこで、「『俺も面白くないとアカンねや』と勘違いした」という矢部。取材の写真撮影でも相方よりおどけた顔をして映るなど「変なヤツにならないと(と思っていた)」という。そんな勘違いが2~3年続いたあるとき、矢部は明石家さんまのスポーツ番組にコンビで出演。
岡村がボケて笑いをさらう中、矢部はたまたまバスケットボールのフリースローが見事決まりアスリートチームに勝利。するとスタジオは彼の予想に反して大盛り上がり。さらに、そんな矢部の成功を岡村や今田耕司も称賛。注目された矢部に、明石家さんまも「俺の番組や!」と笑いに変えてくれたという。
その時、「笑いを何も取っていないけど吹っ切れた」という矢部。ボケる岡村に対し自分は 「普通にやってたらいいんだ」と、役割分担を改めて気づかされたと話していた。