14日23時15分から放送の『情熱大陸』(TBS系)は、和牛の水田信二と川西賢志郎を取り上げる。
「M-1グランプリ」で毎年のように優勝候補と目されながらも、そのタイトルを逃し続けてきた2人。一昨年、出場資格を2年残したまま突如、“M-1卒業”を宣言した。今や芸人の活躍の場は、テレビやラジオだけでなく、Youtubeや海外進出など多岐にわたる。誰にどうやって自らの笑いを感じてもらいたいのか?和牛が選んだ答えは「漫才師として舞台を第一にすること」だった。いま2人はテレビやラジオのレギュラーを抱えながらも、1年間で500ステージをこなしている。
番組は「面白い漫才」をとことん追求する2人の日々を取材。例えば、舞台直前。客席のお客さんの年齢層や男女比、団体客の有無などいくつもの要素を細かくチェックする。そして、そのときにベストのネタを披露し、ネタが終わるや否やネタの反省を始める。「和牛さんほどネタにストイックな人はいないです」と後輩たちも口を揃える。
「テレビは番組側のやりたいことが決まっている。それは自分たちには合わないと思った」と、自らの笑いに妥協しない強い信念を素直に語る場面も。また、水田・川西が、それぞれ自身の“笑いのルーツ”と語る場所を訪れたり、新ネタを作る様子なども明かされる。