タレントの中川翔子が5日、YouTubeチャンネル「中川翔子の『ヲ』」を更新。長年苦しめられてきたストーカー被害について語る動画を公開した。
中川はまず、2018年に報じられた自身へのストーカー行為を繰り返していた男性が逮捕された事件について触れ、「それだけじゃなくて、これまでも表に出ていないところで何回も(ストーカー被害)がありました。そして何回も引っ越ししています」と明かした。
過去には行きつけの店に「中川翔子を出せ」「中川翔子と結婚している」と男性が押しかけて暴れるという事件があったと中川。さらに、マンションのエレベーターで急に腕を掴まれたことや、盗聴・盗撮されたなどの恐怖体験も告白した。
被害があった際は、その都度警察に相談をしていたそうだが、ニュースに取り上げられ大事になることは避けたかったため、被害届は出さず、泣き寝入りするしかなかったと語った。
また、何か被害があった際はそのたびに引っ越しをしたというが、多くの猫を飼うことのできる物件はなかなか見つからず、半年ほど猫たちと離れて暮らしていたこともあったという。「その時はつらすぎてどうかなりそうでした。大好きだったマミタスっていう猫とも半年ぐらい離れなきゃいけなくって。そのことを思い出すとめちゃくちゃ悔しい。(猫たちとの)時間も奪われるしお金もかかるし、精神的な苦痛とかでいうと一生取り戻せない」と怒りをにじませ、「そのゆがんだ行動がどれほど人の人生をゆがませるか」と話した。
さまざまなストーカー被害を経験してきた中川は「本当に怖い」「なんで何もしてないのに私が泣き寝入りで、こんないろんなものを失わないといけないのかと何回も思っていた」とコメント。そして女性に対して、常に警戒し、注意してほしいと呼びかけた。