役所広司が、13日放送の『サワコの朝』(TBS系)に出演。知られざる夫婦生活を明かした。
今年で結婚40年目の役所。妻は、仲代達矢主宰の俳優養成所「無名塾」出身の元女優。阿川佐和子から「奥様の力は感じられますか?」と聞かれると、「いやぁもう!」と実感を込め、「僕はものすごい“緊張しぃ”なんです」と切り出した。
セリフを練習するときは妻にも相手役のパートを覚えてもらって稽古をするという役所。「セリフを覚えるときも緊張しているから(なかなか)覚えられない」としながら、「(その姿を見た)うちのカミさんは、この人は(俳優に)向いてないかもしれないと思っていたみたい」と笑った。
阿川から「役所さんは亭主関白ではないんですか?」と尋ねられると、「手はかかると言われているが、亭主関白ではないと思っている」と回答。阿川が「手がかかるんですか?」と驚くと、「らしいですよ」と返し、この収録の朝、家で起きた事件を回顧。
これまで2台ある加湿器の水を役所が交換してきたという。だが彼はこの後、阿川に会うため緊張していたこともあり、交換するのをつい忘れていたそう。
しばらくして自身が気づき、水を換えようとすると、すでに交換されていたのだとか。「あれ、換えたの?」と何気なく聞くと、妻から多少怒った口調で「やりました!」と返されたそう。このエピソードを語った上で、役所が「今まで俺が、自粛中ほとんどやってたのに……」と言うと、阿川も笑っていた。