小倉智昭が、4日放送の『とくダネ!』(フジテレビ系)で、新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)の不具合について怒りをぶつけた。
厚生労働省が公式提供する、感染者との接触があった場合にいち早く知らせるCOCOA。これについて小倉は「番組では積極的に推していた」と、普及のために盛んに奨励していたと述べ、「皆さんに加入してもらってコロナ対策に協力しましょうってやってたのに、ちゃんと機能していなかったと聞いて腹が立ちました」と、声を荒げた。
昨年6月からスタートしたCOCOAだが、アンドロイド版の携帯電話ユーザーに、4か月間も通知が届かない不具合が発生していたことが判明。3日までのダウンロード数は2464万件だが、このうちの31%にあたる約770万件が機能していなかったという。
COCOAに登録していたという小倉は「私もアンドロイドなんです」と切り出し、「1日に2回か3回ぐらい確認してましたよ、ずっと!」と嘆き、その無駄な時間について「何やってたんだと思うよね」とポツリ。「未だかつて一度も陽性の人がいるという通報がなかった」と嘆いていた。
これについて田村憲久厚生労働相は昨日、「信頼を損ねた。心からお詫びする」と謝罪した。不具合解消は2月中旬の見込み。