昨年、コロナに家族全員で感染した井上和香が、29日放送の『バイキングMORE』(フジテレビ系)に出演。家庭内感染の現実を語った。
昨年12月29日に陽性であることが判明した井上。すると翌30日には夫で映画監督の飯塚健も陽性であることが分かった。この時点では5歳の娘は陰性だったため、娘を姉に預けて、夫婦でホテルなどに療養するという選択肢もあったが、濃厚接触者にあたる娘を預けることはできなかったという。
結果、自宅で療養することを決めたのだが、井上の発症から5日後、娘の陽性も判明し、家族全員が感染者となった。これについて彼女は、「娘を1人で食べさせたり、1人で入浴もさせることはできなかった」と述べ、接触を避けるのは不可能だったと語った。
さらに当初は軽症と診断されていた井上だが、発症5日目から咳や息苦しさに見舞われ、「喉がちぎれそうに痛かった」と回顧。「もしかしたら死ぬんじゃないかという感覚に襲われた」と振り返った。
さらに小さな子を持つ親として、「(娘も)濃厚接触者で隔離をしなければいけないが、友人には頼めない」とし、「できたら子どもを預かってもらう施設を用意してもらえたら…」と望んていた。