22日22時からはドラマ『俺の家の話』(TBS系)第1話が放送される。
『俺の家の話』は、主演・長瀬智也と脚本・宮藤官九郎がTBS連ドラにて11年ぶりのタッグを組んだ作品。作中では、“濃すぎる家族が織りなす、まったく新しい形のホームドラマ”が描かれる。
プロレスリングでマットに叩きつけられ、ロープへ投げ飛ばされながらも、自分の家族について思いを馳せていたブリザード寿こと観山寿一(長瀬智也)。寿一は重要無形文化財「能楽」の保持者である父の寿三郎(西田敏行)のもとに生まれたが、寿三郎は、初舞台以降「神童」と讃えられた寿一を褒めることもなく、それが幼い彼の心を傷つけていた。
やがて反抗期を拗らせた寿一は、母の死後、家を出てプロレスラーの道へ進む。そこには、寿一が憧れていた家族の形があった。さらに時は流れて現在。ピークを過ぎたレスラーとなった寿一の元に寿三郎危篤の知らせが飛び込む。病院に駆け込んだ寿一は、久しぶりに会った弟の踊介(永山絢斗)と妹の舞(江口のりこ)から、一昨年に寿三郎が脳梗塞で倒れたことを聞かされる。別れの挨拶は2年前に済ませたと遺産や相続の話を始める弟妹に激昂する寿一。そして寿一は二十八世観山流宗家を継承すべく、プロレスラーを引退することを決めるのだった。
そして、引退試合を終えた寿一を待っていたのは、寿三郎が退院したという知らせ。一門の幹部、そして家族を前に、デイケアサービスで寿三郎の担当ヘルパーだった志田さくら(戸田恵梨香)と結婚すると言い出した寿三郎。呆気にとられる寿一ら家族を余所に、自身の余命とすべての遺産をさくらに相続すると告げ......?!