黒柳から「デビューなさってすぐ…17歳ぐらいの時かな?仕事が全然なかった時があったとか?」と聞かれると、木村は「高校生活が楽しすぎて『オーディションには行きません』と言っていた」と回顧。続けて「そんな甘えた人間に仕事をくれるような世界ではないので、(次第に芸能界から)遠ざかってしまった」と振り返った。
黒柳からの「その間、女優業は休んでた?」との問いかけには、「そうです。色々アルバイトしました」と答え、病院の受付や結婚式で花嫁を介添えする仕事もしていたという。「人の幸せを作って送り出すことはなんて素敵なんだろう」とやりがいを感じていたのだとか。
一方、生活面では決して楽ではなかったそうで、「この食パン1斤で1週間どう過ごそうか」と考えていたことも。黒柳から「大丈夫でした?」と尋ねられると、「なんとかなるもんなんですよね。若いってすごい」と笑った。
さらに彼女は「そういう生活もしていたので、色んな事に対する感謝…支えてくれる方々や今の環境を作ってくれる人たちへの感謝は絶対忘れてはいけない」と、改めて心に誓っていた。