サッカー元日本代表の前園真聖が、29日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、25日死去した元サッカー・アルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナについて解説した。 前園はマラドーナについて、「彼の代名詞はドリブル。ボールを持ったら相手が2人いようが3人いようが抜いていく。そのプレースタイルを確立した」「ボールが足に吸い付くようなドリブルで、身長も低いし足も速いわけではないが、独特のステップワークとボディーバランスで相手を交わしていく」と評価。背が低い点が自身と共通していることを挙げ、「そのドリブルに憧れて毎日1人で練習していた。僕にとっての原点はマラドーナ」と語った。 伝説となった1986年W杯メキシコ大会での「神の手」ゴールについては、「今見ると完全にハンドですね。大歓声の中で、主審もあの当時はこれがハンドだったかは決断できなかったかもしれない。雰囲気に流されていたと思う」と語った。