アニメ『鬼滅の刃』の声優メインキャスト4人が、29日放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)に出演。主人公・竈門炭治郎役の花江夏樹は自らの体験を踏まえ、声優にとって肥満に意外な効用があることを説いた。 嘴平伊之助役の松岡禎丞は、我妻善逸役の下野紘から「お前、太ったよな?」と聞かれると、「僕はやってしまいました」と、ダンベルを使った鍛錬やストレスの影響で太ったことを認めた。 これに対し、花江は「でも、僕は太ってた方が太い声というかどっしりした声が出るから、できれば太りたい」としつつ、自身は胸筋を付けたかったのにおなかが出てしまったと告白。 身長約172センチの花江は、声優としてデビューした当時は体重45キロだったが、現在60キロ。15キロの増量分は筋肉ではなく脂肪太りだという。それでも、「デビュー当時より格段に声が安定するようになったので、これは太った方がいいなと思った」と話した。 下野も「必要以上に食わせる先輩、けっこう回りにいたもんね」と語り、声優界では太ることが重視されていることを明かした。