ぺこぱ松陰寺太勇が、20日放送の『中居正広のキンスマスペシャル』(TBS系)に出演。芸人になるきっかけを明かした。
若い頃、バンドマンを目指して大阪から上京してきたという松陰寺。メンバーの募集サイトに応募しスタジオでセッションするも、専門用語を使われて何を言っているのか分からなかったという。東京の音楽レベルの高さについていけなくなってしまった彼はミュージシャンを断念してフリーターに。
朝まで夜勤のバイトをこなし、帰宅後は昼までゲームをしてそこから寝るという生活を送っていたという彼は、「なんかやりたい」と、悶々としていたそう。そんな時、テレビに映ったのが狩野英孝。その姿を見た松陰寺は「あの人のネタを見た時に、すげーなと思って。めちゃくちゃ面白いし、こんな笑いの取り方あるんだ」と驚いたそう。
さらに狩野が「ラーメン、つけ麺、僕イケメン!」「スタッフ~」といったギャグで笑いを取っていることに、松陰寺は「これなら俺もできるんじゃないか」と思い上がったのか、芸人の道を志した。
最初はピンで活動するもすぐに挫折し、バイト先で知り合ったシュウペイとコンビを結成。ただ昨年の『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)でブレイクするまでに13年かかったと振り返っていた。