黒木瞳が、7日放送の『人生最高レストラン』(TBS系)に出演。結婚30年目となる夫との知られざる馴れ初めを赤裸々に語った。
宝塚退団後、黒木は大阪のCMに出演。夫はそれを手がける広告代理店の制作担当だったという。すると彼は黒木に対しCMのセリフ回しについて何度もダメ出ししたり、食堂でわざわざ目の前に座ってはナポリタンを食べ、自分のワイシャツにケチャップをこぼすありさま。
だが実はこれらの行動は、彼の黒木の気を惹くための作戦だったのだとか。夫の猛アタックはさらに続いたそうで、彼女の所属事務所に電話をかけ、黒木の電話番号を知りたいと懇願。
マネージャーから「どうする?」と聞かれた彼女は、「仕方ないからFAX番号でも教えてあげて」と指示。すると彼はそれを好意の表れと受け取ったのか、黒木のFAXに律義にメッセージを送信してきたという。だがその文面は「1.まったく興味ない 2.少しは興味ある」といったような選択肢が書かれた、広告代理店らしい“プレゼンテーション資料”だったのだとか。
加藤浩次から「(それに対して)黒木さんはどういうふうに返信したんですか?」と聞かれると、彼女は「『ゆっくりおやすみなさい』と書いて送った」と笑った。だがこうして文字を通してやり取りしているうちに「『1回食事しましょうか』ということで始まった」と、交際に発展し、結婚に至ったと振り返っていた。