藤原竜也が主演を務めるドラマ『青のSP(スクールポリス)ー学校内警察・嶋田隆平ー』(カンテレ・フジテレビ)が2021年1月から連続ドラマとして放送されることが決定した。
同作は学校内警察(スクールポリス)が試験的に導入された公立赤嶺中学校を舞台に、その学校にスクールポリスとして配属された嶋田隆平が、校内外で起こるさまざまな問題に立ち向かう学園エンターテインメント。
藤原演じる嶋田は、常に冷静沈着で毒舌家。スクールポリスになる前は警視庁捜査一課で敏腕刑事として活躍していた人物。自らスクールポリスに志願したという嶋田は、「守ってやるが、容赦はしない」と言い、言葉通りに教師でも生徒でも、法に触れれば容赦無く逮捕。嶋田は想像を絶する解決方法でトラブルに対処する。
ヒロインは藤原とドラマで初共演となる真木よう子が担当。真木演じる赤嶺中学校の国語教師・浅村涼子は、聡明で職業意識の高い3年1組担当の熱血教師。スクールポリス制度に関しては、“学校に警察官がいるなんて不自然”との理由から当初から反対派。常に生徒の側に立つため、罪を犯した生徒に対しても無情に手錠をかける嶋田とは、たびたび衝突を繰り返す。真木が教師役を演じるのは2007年放送のドラマ『わたしたちの教科書』(フジテレビ)以来になるという。
主演の藤原はスクールポリス制度を当初は知らなかったそう。スクールポリス制度については撮影を重ねていくうちに理解が深まっていったと言い、「自身のセリフでもあるんですが、無いに越したことはないけれどもスクールポリス制度はあってもいいんじゃないかという時代になってきている気がします。すぐそこの未来を予言しているような、新しいタイプのドラマになっていると思いますね」とコメント。
ドラマの見どころについては「ここまでアクションで体のぶつかり合いがあると思っていなかったので、爽快感があると思いますし、今この時代に見ていただいて、明日も頑張ろうと思っていただけたらいいなと思います。警察のエンターテインメント作品としても見ていただけますが、悩んでいる子供たちの救いになる様な作品になっていればいいなとも思います。そのような言葉やシーンがたくさんありますからね。エンターテインメント作品である一方、『頑張らなくていいんだ』とか、背中を押してあげられるドラマになってくれたらいいなと思います」と話している。
また、真木は「教師という役をやっているから思うところではあるんですけど、教師という職業についている人にはぜひ見ていただきたいです。あとはやっぱり子供を持つ親にも見てほしいです。スクールポリスを導入される学校のなかで、翻弄されていく生徒たちと葛藤していく先生たち、学校って様々な要素がいっぱい入っているし、リアルな中学生の悩みとかもあるので、中学生にも見てほしいと思います。さらに、隆平がなぜ、スクールポリスになったのかが一番の軸ですから、ここは、男女とか性別とか関係なく、ミステリーとして楽しめると思います」とアピールポイントをコメントしている。
ドラマ『青のSP(スクールポリス)ー学校内警察・嶋田隆平ー』(カンテレ・フジテレビ)は2021年1月スタート。毎週火曜21時から放送。