2013年版の最終回。銀行の取締役会で半沢(堺雅人)は、大和田常務(香川)が犯した不正の事実を突きつけたうえで、涙ながらに土下座を迫る。大和田は悔しさのあまり歯を食いしばりながら膝をつき、最後は土下座をした。
猿之助はこの名シーンの舞台裏について、「(香川さんは)あれ(実際は)30分ぐらいしてたんですって」と暴露。「20分ぐらいかけて」とも言い直したが、つまりは現場で土下座する気持ちになるまでに20~30分かかったもよう。
また続けて猿之助は、香川から聞いたこととして、「大和田は(キャラクターを考えると)やっぱり土下座できない」と拒否したのだとか。だがそれに対し監督からは「どうしてもしてくれ!」と強く求められたそう。それでも香川は「僕、(大和田の)気持ちになったらそんなにすぐにはできません」と反発し、「20分かかった」のだという。
また猿之助は、「(キャラが)濃いというより理屈があるんですよ、そういう役作りも」と語っていた。