彼のデビューのきっかけはオーディションだったのだが、そこには衝撃の出場理由があったという。これについて野村は「簡単にいうと、お金ですね」と説明し、「(オーディションのグランプリ獲得でもらえる)賞金目当てにお父さんが、俺を芸能界に売ったという形で…」と笑った。
当時、彼は高校1年生だったというが、知らぬ間に父親にオーディションに応募させられていたようで、1次審査に合格したという通知メールが届いて初めて自分が参加したことに気づいたと回顧。
最終的には3次まであったとオーディションを見事勝ち抜き、3万人の中から選ばれ、芸能事務所アミューズに所属。どんどん受かっていったときのテンションとして野村は「このまま俺は芸能人になるのか……」と考えていたと振り返った。
ちなみに賞金は150万円。結局、野村本人の手元には入ってこなかったといそう。父親はそれを元手に店をオープンさせるも、「その店は結構すぐに潰れていた」と野村は語っていた。