この日、吉田は「NMB48 LIVE!! ON DEMAND」(DMM)と「吉田朱里YouTubeチャンネル」の2メディアで番組「アカリンの部屋」を生配信。卒業発表はその番組の最後に行われた。
吉田はNMB48が今年10月に10周年を迎え、1期生である自身も10周年を迎えると言い、「一つの大きな節目でもあるので、卒業発表をしようとずっと決めていました」と以前から卒業を考えていたことを明かした。
続けて「このような状況でこの先、グループがどうなってしまうのかもわからない、ライブもなかなかできず、ファンの皆さんにも会えない日々が続く中で卒業を決断するのはすごくすごく迷いました。でも、自分がやりたいこととか、この先のお仕事が決まっていく中で、今ここで決断しないと。きっと、ずっと後悔したままグループに在籍することになる。頼もしい後輩メンバーがこんなにもたくさんいる中で、私がいることでそのチャンスを奪ってしまうんじゃないかなと思ったので、卒業を決断しました」と卒業を決めるに至った思いをコメント。
その後、時折涙を浮かべながらアイドルとして走り続けた10年を振り返った吉田。「これからはアイドルとしてではなく、残りの20代を一人の強い女性としてたくさんの夢をかなえるために、次は憧れのアイドルではなく、憧れの女性だとたくさんの方に言ってもらえるように、24歳になった今日、新しい一歩を踏み出そうと思います」と卒業後の意気込みを語った。
そして最後はファンに向け、「皆さんのおかげですごく楽しいアイドル人生を送ることができたので、最後の時間も大切にできたらと思います。最後まで全力でアイドルをやるのでよろしくお願いします!」と笑顔を見せた。
卒業時期や、卒業コンサートなどの実施については追って発表される。
卒業発表をさせていただきました。
— 吉田朱里 (@_yoshida_akari) August 16, 2020
びっくりさせちゃってごめんなさい。
24歳になった今日
新しい一歩を踏み出すことが
できました。
残り少ない時間ですが
最後までよろしくお願いします! pic.twitter.com/11DgqkUJc9