同書は、累計360万部突破の「ざんねんないきもの事典」シリーズの姉妹本。「いきもの事典」としては7作目。今回は、生きのこり戦略の結果、一見すると“ヘンな”生態や特殊な生態になった生き物たち50種が紹介される。
「なぜそんな生態になったのか?」という進化の背景を探るため、4テーマ(バトル・環境・恋・子育て)から章立て。大きなイラストとユーモアたっぷりの解説文で、生き物たちのめげないたくましさが描かれている。ナマケモノは、動くと狙われるから動かずに生きると決断、ホッキョクグマは狩りを成功させたいという思いから黒い鼻をかくして待ちぶせしようと進化、ゴリラは恋に奥手だからこそ、かっこいい背中でアピールしようと発達......など、いきものたちの“しょんぼり事情”と“めげない生き方”に注目だ。
『生きのこるって、超たいへん!めげないいきもの事典』(高橋書店)は、4月25日発売。