歌謡グループ・純烈が28日、NHKホールで開催された『第70回NHK紅白歌合戦』の音合わせに登場。その後に囲み取材を行った。 今年の純烈は、1月に元メンバー・友井雄亮に不祥事が発覚。一時期は二度目の紅白出場は絶望的とも思われたが、この騒動を乗り越え、見事再出場を果たした。 「一度は紅白出場をあきらめていた」と当時を振り返ったリーダーの酒井一圭は、「前川清さんや小林幸子さん、先輩たちに『諦めることはないよ』って言っていただいて。地方に行ったときは、おじいちゃんやおばあちゃんに『4人で絶対に今年(紅白に)出てくれ』って励ましていただいて。僕らが下を向いたらあかんって背中を押してくれました」と周囲の励ましに、あらためて感謝。 「紅白に出ることが恩返しですね」と言葉をかけられると、「辞めた友井も心配していたでしょうし、友井の両親や兄弟の方も、うちの子どものせいで出られなかったとなるところが、ファンの方の応援のお陰で“友井のせいで出れなくなった”っていうのもなくなったし」と心境を告白。続けて「スタッフもメンバーもみんなが助け合えた特別な一年だったので、令和初の紅白は、一生忘れられないものになるようにしたい」と意気込んだ。 友井の不祥事が発覚した直後の記者会見に話が及ぶと、「あの記者会見で365日分の力を使い切ってしまったので、残りの日程をやりくりするのが本当に大変で、とにかく食べること、寝ること、葛根湯を飲むことをずっと続けてました」と当時の大きな心労も吐露。 「来年の年明けは、平穏に来る?」との問いには、「いやいや、絶対に来るよ!絶対に天どんが来る!俺が文春の人だったらやっぱり誰かをほじくりかえすもん」と再び文春砲によるスキャンダルを警戒。「紅白が決まった瞬間に、あ、一月来るんちゃうか!っていうのは、どうしてもよぎってしまう……」とトラウマになっていることも明かし、「誰の何が出てくるのか、ちょっと楽しみですよ。でももう何が起きても、俺は会見はやらない、もう(会見に出席するのは)当事者だけです」と会見への出席は拒絶していた。 また、今年を漢字一文字でふり返ると?と質問された小田井涼平は「謝」と答え、「今年は謝罪から始まって、最後は感謝して。謝るっていう字が最終的には感謝の『謝』に変わりました」としみじみと語っていた。