高橋が大河ドラマ『おんな城主 直虎』(NHK)に出たのは36歳のとき。これが一般的なブレイクポイントとして知られているが、それについて高橋本人は「ブレイクの実感は正直なかった」と語った。
また当時、火曜ドラマ『カルテット』(TBS系)、さらに後半には連続テレビ小説『わろてんか』(NHK)の撮影も入ってきて、結果5作を掛け持ちしていたことを告白。忙しすぎて「ちょっと記憶にないぐらい」と笑った。
「膨大なセリフをどうやって覚えていたのか」という質問には、「(撮影)初日はセリフがズタボロ」と返し、「(自分に役が)馴染んでいくまでに(時間がかかる)」と回答。
そこで高橋は「体を動かしながらのほうが入る」としながら、ペダルを漕ぐだけのエアロバイクを自宅に設置。譜面台のような台に台本を置き、漕ぎながら覚えていたと振り返っていた。