先週の『サンジャポ』で杉村は、薬物使用後の芸能界復帰をめぐる議論について、「(復帰しよう、復帰させようという考えは)どう考えても甘い。一発アウトだということを示さないとダメ」と主張。だがこの意見について爆笑問題・太田光やテリー伊藤、さらには他の著名人から反論があったと明かしながら、「私の考えはいささかも変わりません」と断言。
また杉村は懸念点として、「青少年に、『芸能人が手を出しても簡単に復帰できるんだ』という間違ったメッセージを与えかねない」という危険性を指摘。「太田さんやテリーさんのような、この業界のリーダーの方々に示していただきたい」と求めた。
だがそこに割って入ったのがデーブ・スペクター。「(復帰する)タイミングが早すぎるのか? それとも、いつであろうとダメ、どちらなんですか?」と問いただすと、杉村はその答えには明確には答えず、「法治国家である以上、法を犯した人には寛大さの前に、厳しさを示すのがテレビの役割」と主張。
自分の質問に答えないことにシビレを切らしたデーブは「一発アウトなの、どっちなの? 何年経っても復帰できない?」と追及すると、杉村は「テレビの復帰は一発アウトということを示すべき」と、少なくともテレビ界は追放すべきと強調。
デーブから「現に、シンガーソングライターや好かれてる人が薬物で逮捕され、復帰して大活躍しているが、それもダメか?」と尋ねると、杉村は「僕は、それは時代に合わないと思います」と力を込めていた。