キックボクサーの那須川天心が、24日放送の『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)に出演。昨年のメイウェザー戦の舞台裏を明かした。※乃木坂46関連ニュースをチェックする 大みそかに行われた格闘技イベント「RIZIN」のエキシビジョンマッチで、アメリカの元プロボクサー、フロイド・メイウェザーと対決した那須川。だがメイウェザー側は試合が間近に迫ると「キックしたら罰金5億円」、「足でフェイントしたりジャンプしたら罰金5億円」など、非常識な罰則を強要してきたという。 しかも試合当日、メイウェザーは銀座で買い物をして大遅刻をしたばかりか、到着後、那須川に「(手に巻いている)バンテージの下に凶器を仕込んでいる可能性がある」とあらぬ疑惑をつきつけ、仕方なく那須川は40分以上かけてバンテージを巻き直すことになったという。 ようやく巻き終えた直後に試合時間を迎えてしまい、慌てて会場へ。イライラが募っていた那須川を、メイウェザーはヘラヘラと笑いながら挑発。那須川はまんまとそれに乗ってしまい、パンチを浴びせ続けたという。 皮肉にもこれがメイウェザーを本気にさせてしまい、那須川は人生初のKOを喫し、悔しさのあまり大号泣したという。彼は「これもすべて僕がメイウェザー選手をなめて自分のペースを乱されたことが原因」と反省していた。