第65代横綱の貴乃花光司が20日、都内で行われた「ふるなび新CM発表会」に出席した。 「積極的に地方創生に取り組んでいきたい」という思いを持つ貴乃花は、ふるさと納税ポータルサイト「ふるなび」のイメージキャラクターに就任。 新CMで貴乃花は書道パフォーマンスを披露し、筆を持ち「ふるなび、ふるなび…」と唱えながらも、緊張のあまり「ふるなぴ」「ふるなひ」と書き間違えてしまう“おちゃめ”な姿を見せている。 CM同様、着物姿で登場した貴乃花は「撮影の時と同じ和装です。着慣れてはいるんですけど」と笑顔を浮かべた。 単独でのCM出演は初めてとなる貴乃花。CM撮影時のメーキング映像が流れると、「スタッフのみなさんが緊張をほぐして笑顔にしてくださりました。女性スタッフの方々が声をかけてくださって楽しかったです」とふり返った。 「ふるなひ」「ふるなぴ」と書き間違える言葉については、数ある候補の中から貴乃花が自ら書く文字を選んだという。これらの言葉を選んだ理由について、貴乃花は「『ぴ』がユニーク可愛いらしいなっていうのと、濁点がなく『ひ』と。一つ、二つを間違えて、三つ目で成功するというのも、お相撲の基本と一緒ですから」と笑顔で話した。 また、貴乃花が書道パフォーマンスを生披露する一幕も。正座で挑戦の「挑」の文字を力強く書いた貴乃花は、「今回ふるなびのCMに出演できて、これも一つの挑戦でしたので、これからもまた新しく挑戦を続けていきたいなという気持ちです」と書に込めた思いを語った。 囲み取材で「次は俳優のオファーが来たらどうする?」と聞かれると、「いやあ、俳優は無理だと思います。(オファーが来ても)断ります。今回でもうめいっぱいです」と苦笑い。 CM出演について「(息子の)優一さんとかに話した?」とふられると、「言わないです。あまり自分で言うのも恥ずかしいです」と明かすと、「元気にやってるというふうに見て、喜んでいただける方もいるかなと思うんですけど」と家族への思いも言葉にした。 「ふるさと納税でもらった食品を一緒に食べたい方は?」との問いには、「私のそばに常にいてくれる事務所のスタッフと食べたいです」とコメント。「新CMではなく、新恋人の発表なんていうことは?」との質問には「本当にないです」と苦笑いだった。